東京・特別支援学校
未来(新邦楽ユニット)東京・特別支援学校の生徒さんから、お寄せいただいた感想の中から抜粋してご紹介させていただき
<感想項目>
- 特に心に残った曲目/理由
- 全体を通しての感想
中学部1年Iさん
- 吹雪の花、ふるさと
吹雪の花は急に雪が降ってきた様子が想像できた。ふるさとは落ち着く音がした。 - 強弱がはっきりしていて、力強い感じが出ていた。落ち着いてきけた。気持ちがスッキリして元気が出る音だ
中学部1年Cさん
- ふるさと
1つの楽器でさまざまな音を出していて、迫力がありました。すごかったです。 - 1つの楽器で、さまざまな曲を演奏できることにおどろきました。うまく演奏されていたので、相当な努力をされていたと思うと大変ですね。またいつか、清水さんの素晴らしい演奏を聞きたいです。短い時間ですが、ありがとうございました.
中学部2年Iさん
- 吹雪の花
音の大きさが大きくなったり、小さくなったりして、その時、僕は雪が強くふったり弱くなっているのを感じたので心に残りました。 - 曲をひいている時、両手を使ってしゃみせんをひいているのがかっこいいと思いました。
中学部2年Hさん
- 亜路彩
曲を聞いているだけで情景やストーリーがすぐ動きはじめ一つの物語ができるような感じで、心が明るくなったからです。 - 三本の弦だけで音の高さ・大きさ、手の動きだけでの細かい複雑な音までも三味線と手だけで表現されている事がすごいなと思いました。
中学部3年Hさん
- 津軽じょんがら節
バチと太鼓で曲中のリズムを奏でていてとても素敵でした。また演奏前の「津軽じょんがら節」の説明で、清水さんのこの曲に対する気持ちの深さが伝わりました。 - 先日は演奏ありがとうございました。とても印象に残りました。始めは、左手を糸の上から下まで撫でてなる「ピヨーン」のような音が独特で、慣れることができなかったのですが、最後のじょんがら節でこの音の魅力を知ることができました。またいつか清水さんの演奏が聴ける日を楽しみにしています。
本当にありがとうございました。
中学部3年Iさん
- 津軽じょんがら節
僕の姉が「ましろの音」という津軽三味線のアニメを見ています。 僕はこのアニメを見ていませんが、遊んでいるときにこの曲が流れ「三味線の音はきれいだなぁ」と思っていました。なので実際に聞けて良かったです。 - このコロナ禍の中で演奏会ありがとうございました。三本の弦でこんなに多くの音が出せるのはすごいですね。初めての三味線の音を聞きすごく感動しました。三味線がすごく好きになりました。今日は本当にありがとうございました。
高等部1年Sさん
- 亜路彩
清水さんのオリジナルの曲ということで今までの曲とは少し違った曲だったなと思ったので、印象に残りました。 - 今まで、三味線というものを直に味わったことがなかったので、とても良い経験ができたなと思いました。
同じ楽器でも、ここの弦を使えば音が高くなったり、低くなったりできるんだなと思ったり、バチの使い方もたくさんあって、そのバチの使い方に合わせた音が出せるんだなと思いました。
今回は、とても貴重な経験をさせていただきました。このような機会を設けていただき、本当にありがとうございました。
高等部1年Nさん
- ふるさと(童謡)
優しい三味線の音色が自分の故郷を想像させるような演奏でした。「この学校はみなさんのふるさとですよ。」という言葉に学校を大切にしなければいけないと思いました。とても心を込めて演奏しているのを見て、まなみさんの三味線に対する愛情がとても感じられました。早く故郷に帰りたいという懐かしさを音色から覚えました。自分の故郷の長野県の風景を思い出しました。 - 三味線の響きを初めて体験したのですが、3本の弦だけでたくさんの種類の音を出せることに驚きました。プロの方の演奏は迫力があると実感しました。努力の賜物が人を惹きつけるんだと改めて体感することができました。私も作詞をしているのですが、いつか人の心を温めるそんな歌詞を書きたいと思いました。
高等部2年Sさん
- 亜路彩
この曲から、大地を駆け巡るようなスピードと燃えたぎるような熱を感じたためです。
三味線の音色に耳を傾けているだけで、色々な景色が目の前を駆け巡り、好きなように想像を膨らませ鑑賞する楽しさを、身をもって感じることができました。また、タイトルの意味からも、三味線に対する清水さんの想いに触れることができ、より感動しました。 - 貴重な演奏をしていただきありがとうございました。私は以前、青森に行ったことがありましたが、津軽三味線を生で聞いたことがなく、清水さんの演奏の迫力に衝撃を受けました。力強い音色に、鼓舞されているような気持になり、元気が湧いてきました。中国の三味線と津軽三味線の違い等も知ることができ、楽器の構造や歴史にも興味を持ちました。この経験を生かし、視野を広げていきたいです。とても充実した時間をありがとうございました。
高等部3年Kさん
- りんご節
この曲を聴いた際にりんごが収穫されてから手元にくるまでの流れがすぐに浮かびました。 - 三味線の万能性を知れました。叩いて弾いたり、押さえて弾いたり、場所を変えたり、三味線でドレミが弾けることに驚きました。さらにそれがはっきりと聴こえたことにも驚きました。
高等部3年Yさん
- 津軽じょんがら節
津軽民謡は初めて耳にしましたが、この曲が鮮明に印象に残っています。
私の中で三味線といえば、ゆっくりな曲調のもんが多いイメージがありましたが、この津軽じょんがら節は曲調の緩急だったり、音域がとても広く聞き手の心にも響くものがありました。また、音とは別に弦を弾いた音も聞くことができ、生演奏じゃないと聞けない貴重な経験でした、力強い弦の響きと音域で音が色をまとっているかのような軽快な楽曲に感じました。 - 津軽三味線の音を初めて生演奏で聴くことができました。三味線より音域が広いなと感じました。生演奏を聴いて弦を弾く繊細な動きや弦を弾く時の力強い音も感じることができました。今回は、3つの3大津軽民謡のうち2つは聞くことができたので残りのひとつも聞いてみたいなと興味を持つ事が出来ました。今回、このような機会をいただき、ありがとうございました。
高等部3年Sさん
- 亜路彩
清水さんが作られたオリジナル曲なのでより、清水さんが私達に「津軽三味線の良さを伝えたい」という思いとともに演奏されているのがこの楽曲からひしひしと感じた。この曲を演奏される前に清水さんが「次に披露する曲はテーマが決まっていないので、自由にイメージしてみてください。」とおっしゃっていたので私も三味線を聞きながら色々なことを想像した。強弱があり力強い音のときに私は、人がトンネルの中を走り抜けている感じがした。 - 私は今回、三味線の演奏を初めて聞きました。新鮮な感じがするのだと思っていましたが実際に聞いてみると、どこかで聞いたことありような、懐かしい感じがして清水さんお演奏に一気に呑み込まれていきました。特に「ふるさと」を聞いたときは自分の幼少期を思い出して胸が熱くなりました。
最近は、新型コロナウイルスの影響で外出できない辛い日々が続いていましたが、清水さんの演奏を聞いて、心が晴れて「明日からも頑張ろう!」と思いました。