本物のクラシック音楽を身近に体験するコンサート
木管五重奏の歴史は古く、フルート、オーボエ、クラリネット、ホルン、ファゴットという5種類の楽器による「木管五重奏」は、今から200年前のパリで誕生しました。木管五重奏の魅力はその温かい音色。 そして、例えば弦楽四重奏のように同じ楽器を操る奏者がいないので、それぞれの楽器の個性が出やすいこと。あるときは牧歌的で聴く者を和ませ、あるときは天上的な響きでうっとりとさせ、そしてあるときはリズミカルに楽しませてくれます。
分かりやすい内容で音楽と友達になれます
「木管五重奏になぜ金管楽器のホルンが入っているの?」「音はすぐ出るの?」などの素朴な疑問にもしっかりとお答えします。
参加コーナーではハンドベルを16~48台使って、一緒にクラシックの名曲を演奏して頂きます。
プログラムの一例
- JCバッハ「五重奏曲」(かつらのお話)
- ニールセン「五重奏曲」より第1楽章(テーマのお話)
- 楽器の紹介
◎オーボエ:白鳥の湖(チャイコフスキー)
◎クラリネット:クラリネットキャンディ(アンダーソン)
◎フルート:アルルの女よりメヌエット(ビゼー)
◎ファゴット:魔法使いの弟子(デュカ)ほか
◎ホルン:ホルン協奏曲(モーツァルト) - いつも何度でも(木村弓)・ほかジブリ映画音楽
- 参加コーナー/モーツァルト「カノン」ハンドベルで参加してみよう!
- ベリオ「作品番号獣番」より「ねことねこ」(谷川俊太郎訳)
- トュイレ「六重奏曲」より第3楽章
- プーランク「六重奏曲」より第3楽章
- デュカ「魔法使いの弟子」
★ディズニー映像と生演奏のコラボレーション
※曲目はピアノが加わる事により幅が広がります。
プロフィール
【森の五重奏団】
2016年クラリネット奏者大藤豪一郎(おおとう ごういちろう)を中心に結成。日本全国でホール公演やスクールコンサートを中心に活動。文化庁「子供育成総合事業~芸術家の派遣事業~」では各地で好評を博し、毎年100を超える公演を行っている。又、森の五重奏団「さくらのうた」はYouTube再生回数10万を超える。姉妹団体の「風の五重奏団」とともに木管五重奏を中心としたプログラム開発や演奏家同士の交流も積極的に行い、木管アンサンブルの発展に寄与している。
【大藤豪一郎】(クラリネット奏者)
洗足学園音楽大学卒業。日墺文化協会のオーディションに合格し、フレッシュコンサートに出演、奨励賞を受賞。現在オーケストラや室内楽を中心に活躍している。N響団友オーケストラの中国ツアー(上海、北京)などに参加。『森の五重奏団』と『森のテオリア』(日本語オペラ・音楽うた物語)主宰。学校公演も精力的に行う。文化庁派遣事業講師。