狂言と落語

編成:狂言3名・落語家1名・色物1名

狂言と落語

狂言と寄席の魅力と笑いを楽しく学べる!

伝統芸能である狂言。狂言とは昔の時代のごく普通の人々がひたすら生きている様を描写しています。生活の中でおこる、皮肉や間の悪さのオモシロさを切り取って演劇として見せています。その狂言は時代を超えて現代にも通用する魅力と笑いを持っています。大藏流の狂言師達が狂言の魅力をわかり易く、そして熱く演じます。後編は寄席の魅力について楽しく学んで頂きます。

【狂言大蔵会】
大藏彌右衛門家の系譜は、初代大藏彌右衛門(南北朝時代後醍醐天皇の世)に遡る。11代大藏彌右衛門は、織田信長に仕えて「虎政」の名を拝領。その後、豊臣秀吉にも仕えた。12代大藏彌右衛門は、徳川幕府直属金春座の狂言大藏流の当主として認められ、大藏流の家元としての地位を確立した。その後脈々と現在に踏襲されている。

 

【大藏彌太郎】
能楽師狂言方。重要無形文化財能楽保持者。一般社団法人狂言大藏会代表理事。1974年生れ。二十五世大藏彌右衛門の長男。2002年基誠(弟)、教義(従弟)と共に大藏狂言《SHIN》を結成。狂言の真を追求し、若手の団結をはかるため若手狂言を展開させる。

 

【雷門音助】(ワークショップ・落語)
1987年11月30日生まれ。静岡県藤枝市出身。2011年10月九代目雷門助六 へ入門。2012年2月下席 前座となる。浅草演芸ホールにて初高座「たらちね」。2016年2月中席二ツ目昇進。落語会期待の新進気鋭の若手落語家。

 

【林家花】(紙切り)
平成7年林家今丸に入門「林家花」。平成20年寄席デビュー。
寄席で初めてと言われる女性紙切り芸人期待の星。

プログラムの一例

★狂言と落語の場合
①狂言の解説(体験コーナー)
②狂言1番(棒縛、柿山伏など)
休 憩
③落語の解説(体験コーナー)
④紙切り
⑤落語1席

公演演目(標準的な演目一例です)

棒縛(ぼうしばり)

主人の不在に2名の家来は棒に縛られながらも酒を盗み飲み、主人が帰宅し追い込まれるストーリー。果たして結末は?

 

柿山伏(かきやまぶし)
永年の修行の帰り道、喉の渇いた山伏は道中に広がる柿畑を見つけ、苦心の末木に登り、いくつもの柿を無断で喰べ始めます。そこへ柿畑の持ち主が通りかかり山伏を見付けて・・・。

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