1,000万人が感動した70年以上続く不朽の名作!(文部大臣奨励賞・東京都教育委員会賞受賞作品)
「泥かぶら」は、戦後の混乱した時代に一条の光を投げかけた名作として昭和27年誕生しました。多くの人々との魂のふれあいの中で、愛の灯をともし続けた「泥かぶら」の歩んだ道のりは今もなお、多くの人々に生きるよろこびを語りかけ、感動をもって迎えられております。
本作品は、いじめについて考え、自身の言葉や行動を振り返る機会になります。そこで自分の可能性を信じる力と勇気を育み、友情の尊さや仲間を大切にする豊かな心を養う事を目指しています。
多様性が叫ばれる今だからこそ求められています。
「笑顔でいる事・自分を信じる事・人の身になって思う事」
人間は本来、美しく、豊かに生きることを愛しているのです。そしてまた、それを主張する権利があるのです。それをこの作品では改めて心に訴えそして沁みて行きます。
本編の中で、生徒さんの演劇体験(出演)コーナーや舞台裏体験・出演者との交流会なども大好評です。
あらすじ
ひとりぼっちの醜い女の子。「泥かぶら」(泥まみれの大根)と呼ばれて村の子供たちに嫌われいじめにあっていました。今日もひとりぼっち・・・。そんな寂しい日々を送る少女のもとにある日どこからともなく、旅のおじいさんがやってくる。「きれいになりたい・・・。」と泣いている少女におじいさんが教えた、きれいになるための「3つの大事な事」それは・・・。
『どんな時にもにっこり笑うこと・自分を恥じないこと・人の身になって思うこと』、この3つを守れば村一番の美しい人になれると言うのです。
来る日も来る日も少女はおじいさんの言いつけを守り努力し続けました。たくさんの苦労やいじめに合いながら・・・。ある日のこと、思いもよらぬ事件がおこり、少女は濡れ衣を着せられることになりますがそれを耐え抜いた少女は「こずえ」と言う初めての友達が出来ます。そして薬草を求める農夫の為に、険しい山道を登り、薬草をとってきてあげた時に、少女は想像もしない、農夫の言葉に驚きます。「ありがとうよ!」美しくなることより、「働くこと、人の役に立つこと」に喜びを見つけた少女は大切な事に気づきます。やがて何年かの月日が流れました。少女は村の人々のお使いや子守に駆け回る気持ちの優しい人気者に成長していました。そんなある日、人買いが村に現れ、無理やり農夫の娘を連れ去ろうとしました。そこに少女が、身代わりを申し出るのでした。少女は、おそろしい人買との旅の間も愉快で軽やかに歩き、毎日笑い転げていました。みなし子の少女は問いかけます。「おとっつぁんってさ、きっとおじさんみたい感じなんだね?」人買いも悪い気持ちではありませんでした。しかし売られていく先は地獄のような場所。月の光が冴えわたる、森の中での最後の夜、少女がみつけた、旅の老法師の言葉の意味は何だったのでしょうか?


