なぜ、芸術鑑賞公演という活動を行っているのか

SOUKIは20年近くこの活動を行なっている
最初は制作会社からのオファーで創作した
「仕事」の一環だった
しかし
いつからかそれだけではなく
「意義」のあることだと気づいた
それは
子供たちに「生の表現」を見せることができる貴重な場であり
「パントマイム」を知ってもらうチャンスであり
「身体」への興味を持ってもらえる機会であり
「言葉」に頼らずとも、コミュニケーションが
取れる術があるという経験を得る時間なのさ
行く先々の先生によく言われるワードを上記ではあえて使わなかった
そのワードは「本物を見せてあげたかったんです」の
「本物」ってワード
自分で使うのは憚られるんでね
でも、俺はいつも真剣で真摯に
「本物を見せる」という覚悟で
生徒たちと向き合ってるという自負がある
「パントマイム」の未来がかかってるからね
決して大袈裟なことを言ってるわけじゃない
生徒たちの記憶に残ることが
我々の好きな芸術「パントマイム」にとって
とてつもなく重要なんだ
昨日も「想像を超える素晴らしいパフォーマンスを見せて頂きましたね」
って、先生が終演後生徒たちに話をしていて
その言葉に生徒たちも大きな拍手で反応してた
その言葉、拍手を聞けて
俺たちの「ミッション」は完了となるんだ
そして
継続すること
継続できる環境であること
これらは俺のまた一つのミッションでもある

スーパーパントマイムシアターSOUKI
江ノ上陽一