北康利 – Yasutoshi Kita

昭和35年12月24日愛知県名古屋市生まれ、東京大学法学部卒業後、富士銀行入行。資産証券化の専門家として富士証券投資戦略部長、みずほ証券財務開発部長等を歴任。平成20年6月末でみずほ証券退職。本格的に作家活動に入る。関西学院大学非常勤講師。〝100年経営の会〟顧問。

 

著書に『白洲次郎 占領を背負った男』(第14回山本七平賞)、『福沢諭吉 国を支えて国を頼らず』『吉田茂 ポピュリズムに背を向けて』(以上講談社) 、『同行二人 松下幸之助と歩む旅』、『匠の国日本 職人は国の宝、国の礎』、『安奈淳物語 私は歌う、命ある限り』(以上PHP研究所)、『陰徳を積む 銀行王・安田善次郎伝』(新潮社)、『日本を創った男たち はじめにまず〝志〟ありき』(致知出版社)『名銀行家列伝 日本経済を支えた公器の系譜』(中公新書ラクレ)、『西郷隆盛 命もいらず、名もいらず』(WAC)などがある。

 

現在、『新島八重 会津のジャンヌダルク 絶望の先に見つけた自由な魂』を「歴史通」(WAC)に、『叛骨の政治家 岸信介』を「歴史読本」(新人物往来社)に、『小林一三 時代の十歩先が見えた男』を「PHPビジネスレビュー松下幸之助塾」(PHP研究所)、『最後の大旦那 佐治敬三〝ごっつおもろい生き方〟してみんかい!』を「マグナカルタ」(ウィーヴ出版)に連載中。

自治体、企業、業界団体等の周年事業、教職員、企業幹部等研修、顧客向け講演など

講演例

100年生き残る企業を目指すためには
「白洲次郎に学ぶ美学を持った生き方」
「松下幸之助に学ぶ〝好況よし不況なおよし〟の精神」
「危機の時代に求められるリーダー像」
「偉人に学ぶ先を読む力」

主な著書

「西郷隆盛命もいらず名もいらず」 2013年5月28日発売<新刊>

西郷にとって国家とは、近代化とは──

明治維新によって日本がめざしたのは、近代国家に生まれ変わり、欧米列強に伍して国際社会における地位を得ることだった。しかし、西郷にとって近代化とは、先進技術を導入して国力を高めることではあっても、決して欧米化を意味するものではなかった。おのれを捨てて義と至誠の精神に生きた西郷は、日本の伝統的な価値観を貫き、帝国主義的覇道を否定して、”徳”による国家を建設しようとした。当時にあってすでに伝説的な存在であった西郷という偉大な人物の生涯をたどり、現代の日本人が国難にいかに対処すべきかの指針を示す、北康利ひさびさの大型ノンフィクション!

『吉田茂 ポピュリズムに背を向けて』 (講談社)
『レジェンド 伝説の男 白洲次郎』 (朝日新聞出版)
『九鬼と天心』 (PHP研究所)
『蘭学者 川本幸民』 (PHP研究所)
『同行二人 松下幸之助と歩む旅』 (PHP研究所)
『匠の国 日本』 (PHP研究所)
『福沢諭吉』 (PHP研究所)
『福沢諭吉 国を支えて国を頼らず』 (講談社)
『白洲次郎 占領を背負った男』 (講談社)

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