狂言かぶりつき

編成:狂言4名(オプションで落語とのジョイントも可)

狂言かぶりつき

遊べ・笑え・おもしろ狂言!(狂言公演&ワークショップ)

伝統芸能である狂言。狂言とは昔の時代のごく普通の人々がひたすら生きている様を描写しています。生活の中でおこる、皮肉や間の悪さのオモシロさを切り取って演劇として見せています。
その狂言は時代を超えて現代にも通用する魅力と笑いを持っています。狂言師 大藏教義が狂言の魅力をわかり易く、そして熱く演じ、狂言をかぶりつくぐらいがっちりと楽しんで頂きます。

標準的な演目一例

棒縛(ぼうしばり)主人の不在に2名の家来は棒に縛られながらも酒を盗み飲み、主人が帰宅し追い込まれるストーリー。果たして結末は?
附子(ぶす)主人は外出の際に、二人の召使いに附子を預けて、「これは吹く風に触れるだけでも滅却(=死)に値するほどの猛毒だから、注意するように」と云い付け出掛けます。召使いは段々と中身が気になって。
柿山伏(かきやまぶし)
永年の修行の帰り道、喉の渇いた山伏(=修行僧)は道中に広がる柿畑を見つけ、苦心の末木に登り、いくつもの柿を無断で喰べ始めます。そこへ柿畑の持ち主が通りかかり山伏を見付け、あの手この手でからかって困らせますが・・・。

プログラムの一例

1. 狂言の解説
2. 狂言演目Ⓐ「附子(ぶす)」
3. 狂言ワークショップ
  生徒さん15名程に舞台に上がって頂く体験コーナー
  しゃべり方・歩き方・動物の鳴き声等の所作体験
4. 狂言演目Ⓑ「棒縛(ぼうしばり)」


※体験コーナーに参加の生徒さんは白足袋or白ソックスをご用意頂きます。

★狂言と落語の場合
1. 狂言の解説(体験コーナー)
2. 狂言1番(棒縛・附子など)
休 憩
3. 落語の解説(体験コーナー)
4. 落語2席

プロフィール

【大藏教義 おおくらよしのり】
昭和56(1981)年生。2世大藏吉次郎の長男。第24世宗家故大藏彌右衛門及び、父に師事。4才で『業平餅』の稚児役で初舞台を踏み、今日までに狂言における大曲・秘曲「末廣がり」「千歳」「那須」「三番三」「釣狐」を披く。父、吉次郎の芸事を忠実に守り、明るく柔らか味のある舞台が、観客のみならず能楽界でも特に注目・期待されている。最近では、和太鼓・笛などの和楽器とのコラボレーションや、お笑いタレント「イシバシハザマ」との狂言公演など、新たな事にチャレンジしている。2009年NHK「坂の上の雲」に出演。

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